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自己診断をしよう
外壁の被害調査 「6ステップ」
- 1 住宅の輪郭を描いてみましょう
- 住宅の輪郭を描いてみましょう。
それぞれの面にA〜Dの名前をつけましょう。
- 2 住宅のそれぞれの面を眺めた図面(立面図)を描いてみましょう
- 住宅の外壁を外から垂直に眺めた図を立面図といいます。
方眼用紙を使って、それぞれの面の立面図を描いてみましょう。
それぞれの面の縮尺が同じになるように注意してください。
隣の家と近接しているなどの理由で外からみることができない面については、省略します。
- 3 内閣府の写真集を見ながら、被害のあった箇所に印をつけましょう
- 亀裂などの線状の被害は「線」で表現する
- 剥落などの面状の被害は、該当する部分を面で囲み、「ハッチ」をする
- 4 内閣府の写真集を見ながら、印をつけた被害箇所に被害程度を記入しましょう
- 印をつけたそれぞれの被害について、内閣府の写真と見比べながら、被害程度(I 〜 Vの数字)を図面の中に記入します。
- 5 印をつけた被害箇所と重なるマス目に被害程度ごとに色を塗りましょう
- 印をつけた範囲と重なるマス目に、被害程度ごとに色鉛筆で色を塗ります。
それぞれの色は、
程度I:青 程度II:緑 程度III:黄 程度IV:赤 程度V:紫
- 6 マス目の数を数えて、外壁の損傷率を計算しましょう
- 外壁全体のマス目の数を求めるため、全マス目数から窓のマス目数を除きます。
外壁のマス目数=全マス目数−窓のマス目数
- A.
- 外壁:58, 窓:26
- 被害程度 I:6, II:2, III:12, IV:3
- D.
- 外壁:46, 窓:17
- 被害程度 I:1, II:3, III:4
- B.
- 外壁:47, 窓:16
- 被害程度 II:3
- C.
- 外壁:61, 窓:23
- 被害程度 I:3, III:3, IV:3
- それぞれの色のマス目の数を数えて、損傷率の計算表に記入します。
損傷率は自動的に計算されます。
- 集計:外壁の全マス目数:212
被害程度 I (青):10
被害程度 II (緑):8
被害程度 III (黄):19
被害程度 IV(赤):6
損傷率の計算表
全体 |
212 |
I |
10 |
II |
8 |
III |
19 |
IV |
6 |
V |
0 |
損傷率(%) |
8 |
損害割合(点) |
1 |
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