延焼阻止,飛び火との戦い |
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・水が出ない,道路で火を止めよう ここから延焼阻止、飛び火との戦いが始まる。この消防署の管内で最も大きかった火災現場は水笠通り商店街の火災現場であった。もう1か所注意しなければいけない大きな火災現場が最後に残ったが、2番目に大きな現場で延焼阻止の目処が立ったため、水笠通り商店街の火災に隊を集中させた。しかし水は全く出ない。この火災は道路でくい止めようとした。ところが水笠通りの火災の飛び火が垂水まで飛んでいる。風向きが変わるたびにまた飛び火が起きる。屋根に落ちた飛び火は住民が風呂の水で消し止めたりしてくれていたが、とにかく飛び火との戦いであった。50m幅員の道路を延焼阻止ラインと決め、何とかここで延焼をくい止めることに成功した。 |
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